![]() |
![]() |
※写真をクリックすると拡大表示になります。
近藤浩平/ギターソロのための「逍遥と跋渉」Op.236
現代ギター社 ¥2,640(税抜¥2,400)
<出版社紹介文より>
《ギターのための「逍遥と跋渉」Op.236》は<山野逍遥><山野跋渉>の2曲で構成されている。
「逍遥」(しょうよう)とは気の向くままに自由に歩き回ること。「跋渉」(ばっしょう)とは山野を超え、川を渡ること。
[第1曲:山野逍遥(Wandering)]
山域を歩き回るように、楽曲の中に山域の個性のような響きやパターンがあり、ハーモニクスやラスゲアード、ピッチカート、パーカッション奏法を用いながら、その中をゆっくり歩いたり少し駆けてみたりして味わうような音楽になっている。
[第2曲:山野跋渉(Trail Running)]
野山を駆け巡るトレイルランニングのように山や川を超えて、より遠く、より遠くへと突き進む。
足下の石や木の根、段差や滑りやすさを見ながら足の置き場を瞬時に判断しつつ、柔軟に歩幅や方向を切り替えながら駆け抜けていくトレイルランニングに、伸縮し変化する身体のリズムの快感があるように、この楽章は、ほぼ1小節単位で目まぐるしく拍が入れ替わる変拍子や次々と現れる特殊奏法、刻々と変化する楽想等により、演奏者の野生を呼び覚まし山野を駆け回るような楽しみを味わうことができる音楽を企図して書かれている。